マウンテンサイクリングin乗鞍(2016)
私がパワートレーニングを始めたキッカケとなるお話
(2016年1月〜2017年9月)
初めて参加するレースの名前は
「マウンテンサイクリングin乗鞍」
勘の良い方々は分かると思うが、
この時点でもう死亡フラグが立っている。
元々友達が乗鞍でペンションを経営しており、自転車とは関係なく毎年遊びに行ってた経緯もあり、泊まれる所もあるし試しに参加してみよう位のノリだったと思う。
当時は車中から、自転車で乗鞍を走ってる人を見つけて、変わった人もいるんだなーと思った記憶がある( ˘ω˘)
[レース当日]
当時トレーニングとは無縁で
目標タイムは何となく2時間切り。
しかも最後に自転車に乗ったのはひと月前の7月末という調整も何もない状態でした。
(ナメテマスネ…)
[レース内容]
三本滝まではゆっくり走った方が良いという経験者のアドバイスをもとにゆっくり走るが、余りの走り遅さに近くを走るおじさんに終始話しかけられて、最終的にLINEのIDを聞かれる
「ヒルクライムレース中におじさんにナンパされるイベント」
をこなした後、中盤戦に差し掛かった所で1回目の
「左ふくらはぎ全攣りイベント」
をこなし、無事転倒。
他の出走者に心配されつつもナンパおじさんには先に行ってもらって少し安堵する。
その後、大回りしたいと思っていたつづら折りゾーンで下山グループが降りてきて、イン側を走るしかなくなり、左脚を庇ってたためか
2度目の
「右ふくらはぎ全攣りイベント」
をこなし、無事転倒。
もう庇う脚もないので、その場に止まって脚を伸ばす。
その後、ふくらはぎをピクピクさせながら騙し騙し登り、無事に左右のふくらはぎを1回ずつ攣り、停車。(ほぼ転倒)
絶景ポイントで景色を見てる体で、脚を伸ばす。
結果何度も転倒し、下山グループの人にも心配されつつも(今思えば迷惑な話…)押し歩きだけはしまいと謎の意地を発揮して2時間22分でゴール。
年代別97.7%…ほぼビリである:*1:
タイムから計算するとpwrは1.9程度で
紛れもないド貧脚でした。
後日TV長野の放送で
「転倒後に脚を伸ばしてる姿を絶景をバックに放送される」
というヒルクライムの厳しさを伝える役として一役買ったオマケ付きのレースだった。
それもそのはず、学生時代の部活は文化系、体育の成績も特に優れた所はなく、社会人になってからはMMOにハマって、家から出ない生活を何年も続けていたので当然の結果だった。
当時の体型は177cm/64kg
細い割りにお腹が出ていたので、多分餓鬼だったのだと思う。
その年の時点でチームメイトは1時間20分台を出していて、自分には無縁な世界だなと思いつつも、まともに運動したことの無い自分がトレーニングをしてみたら来年の乗鞍でどれくらい速くなれるのかな?
と興味を抱いたのが始まりだった。
そして2017年11月にとある相棒と出会う。
*1:; ‘ᾥ’ ;