えーぞうパワトレセンター

2016年(PWR1.86)のド貧脚から富士ヒルシルバーを目指すまでの軌跡。(2019年達成) 現在はEMU SPEED CLUBというチームを立ち上げ活動中。

【白石峠】富士ヒル・ハルヒル比較付き 目標タイム別攻略方法!


白石峠を登った後の壁はお気に入り写真スポット(苔感とか)
ベストの更新ができたら機材の記録も兼ねて記念撮影しよう(*゚▽゚*)

みんな大好き 白石峠!

基本的には目標タイム別のペースと攻略方法の記事ですが、白石峠が好きすぎて情報過多になってしまった感が否めません。。
(記事分ければよかった)
白石峠は走る事により沢山の情報を得ることができるので、走った事が無い方は是非一度走ってみて下さい。
良い峠ですよ(*゚▽゚*)

[補足]
※遅い〜速いまで共通したスキルもあるし、遅い内にだけ必要な情報や速い人にだけ必要な情報もあります。
※富士ヒルのブロンズ、シルバー、ゴールド想定ライン記載してみました。(大体です)
ハルヒルの想定タイムも記載してみました。(大体です)
※基本的に計算と実走データに基づいてCPタイムを記載していますが、全て私の所感ですので責任は取れないよ!
※25分切り以降は計算のみの数値となっています。
※記録や目安に間違い、意見がありましたら、遠慮なく指摘して下さいぃ(直します)

基本の攻略方法は下記の記事を参照

[走っている間に確認するチェックポイント]

CP 距離 地点 目印看板
CP1 2.7km スタート〜湧水 3.6km
CP2 5.4km 湧水〜勝負平橋 1.0km
CP3 6.3km 勝負平橋〜ゴール -


※起点から3.6km看板の湧水地点

※勝負平橋の写真(1km看板も)募集中:(っ`ω´c):

※ゴール地点の写真募集中:(っ`ω´c):

[白石峠はギア比が大事]
・白石峠は10%以上の斜度がかなり多く登場するためギア比がとても大切、平均ケイデンスが他の峠と比べて明らかに低い場合は、走行中に脚を使いきってしまっている場合がある。
その場合はもう少し大きなギアを選択する事も検討しよう。
※ 個人的に白石峠は80-88rpmが適正ケイデンス

30分切りをするまではコンパクトクランク(50-34)と32t(ギア比1.13)辺りの組み合わせが最適だと思われる。
30分切りを達成したら、一端のクライマーのため自分の脚質に合わせたギアを使えばよい


———[まずはここから]——————


【目標タイム38分切り】
想定pwr:2.5〜2.6w/kg (38分あたり)
推奨ギア:コンパクトクランクx32t or 34t

CP 距離 目印 看板 Lap 経過
CP1 2.7km 湧水 3.6km 16:30 -
CP2 5.4km 勝負平橋 1.0km 15:00 31:30
CP3 6.3km ゴール - 6:00 37:30

走り方は35分切りと大体同じ
まずは走ってみて、CPと同じ様なタイムで走れているか確認しよう。
前半がやけに速く、後半がやけに遅い場合は前半飛ばしすぎなため、次回のペーシングに役立てたい。
激坂ではどうしてもうんしょと踏む意識が強くなりがち。
前側の太ももに強く疲労感を感じてしまう時は(ビンディングシューズの場合)一時的に引き足側を強く意識して回すことにより使う筋肉を使い分けられるので試してみよう。
(筋肉の使い分けは今後も必要なスキルになるので身に付けたい)

———[峠入門ライン]——————


【目標タイム35分切り】
想定pwr:3.0〜3.2w/kg (35分あたり)
推奨ギア:コンパクトクランクx32t or 34t

CP 距離 目印 看板 Lap 経過
CP1 2.7km 湧水 3.6km 15:20 -
CP2 5.4km 勝負平橋 1.0km 14:30 29:50
CP3 6.3km ゴール - 4:40 34:30

斜度がかなりキツイため、ギア選択がとても大事になる、コンパクトクランクでも28tを使用している場合は走り出す前からかなりのハンデを背負っている事に注意しよう。
※何度もケイデンス50台に突入して脚が削られるよ

斜度ある箇所はほぼ全てインナーローを選択しケイデンスがなるべく60台に突入しないようにしたい。
いくつかあるヘアピンカーブはベタin側を通ると一気に脚を使ってしまうので、見通しが良い箇所については交通情報を確認しつつセンターライン付近を通る。
それ以外も斜度がキツイ箇所は多少ウネウネ蛇行(10cm位)して斜度をいなしたり、休むダンシングをして急斜度を上手く登ろう。

後半は緩斜面が増えるので、残りの時間・体力に合わせて休む区間にするか、頑張る区間にするか判断する。
総じて、ギア比が命。


———[ハルヒル60分切りライン]———
[地味に重要情報]
白石峠を1.8倍したタイムがハルヒルのおおよそのタイムになります。
———[富士ヒルブロンズ境界ライン]———
私が富士ヒルでブロンズを取得した前週の白石峠の記録は"31:37"でした。
(ハルヒルの翌々週でもある)


【目標タイム32分切り】
想定pwr:3.3〜3.5w/kg (32分あたり)
推奨ギア:コンパクトクランクx30t or 32t

CP 距離 目印 看板 Lap 経過
CP1 2.7km 湧水 3.6km 13:50 -
CP2 5.4km 勝負平橋 1.0km 13:30 27:20
CP3 6.3km ゴール - 4:20 31:40

走行のコツは35分切りと大体同じ
苦しい時に上体が潰れてハンドルにしがみつきがちになるが、逆にアップライトポジションを取り、息を沢山吐く方に集中して沢山の酸素を取り込む意識をしよう。

後半の平坦区間で休む時間を少し減らそう。


【目標タイム31分切り】
想定pwr:3.5〜3.6w/kg (31分あたり)
推奨ギア:コンパクトクランクx30t or 32t

CP 距離 目印 看板 Lap 経過
CP1 2.7km 湧水 3.6km 13:30 -
CP2 5.4km 勝負平橋 1.0km 13:10 26:40
CP3 6.3km ゴール - 4:10 30:50

32分切りと大体同じ
緩斜面→急斜面で慣性を使い切った後にインターバルがかかりがちになるが無理せず一定パワーを心掛ける(急斜面に入った瞬間に乳酸がブワッと出る感覚を味わったらもう少し早めにギアを軽くしたり、ケイデンスを落としたい)

急斜面→緩斜面は緩斜面前の最後の2踏みで力を抜かない事を意識して一定パワーを心掛ける

ここまで来れたら30分切り倶楽部入会まで時間の問題!
白石峠の経験値も増えているはず。
道を覚えるだけでもタイム短縮には有効だ!


———[ハルヒル55分切りライン]———
———[富士ヒルブロンズ確定ライン]———
※白石峠30分切りが出来たら、富士ヒルブロンズは余裕です。(85分台は出ます)


【目標タイム30分切り】
想定pwr:3.8w/kg (30分あたり)
推奨ギア:コンパクトクランクx 30t or 32t

CP 距離 目印 看板 Lap 経過
CP1 2.7km 湧水 3.6km 13:00 -
CP2 5.4km 勝負平橋 1.0km 12:30 25:30
CP3 6.3km ゴール - 4:00 29:30

28t使用者も増えてくると思うが最適ケイデンスで対応できない斜度が何箇所か出てくる。
なるべく脚を使わずに走りたいところ。
斜度がキツくなる箇所に合わせてインナーローのままダンシングが結構有効だった。
(場所によっては1段重くする)

全体を通して、正しい姿勢維持(体幹)の意識は常に忘れないようにし、自分の呼吸リズムを乱さないように走りきりたい。

ヘアピンカーブのベタinをダンシングで抜ける事によってタイム短縮を狙えるが、一定パワー維持が好みの走り方の場合は少し膨らんで斜度の緩いラインを走る。
後半に2,3度登場する緩斜面(ほぼ平坦部分)はそれまでの疲れもあって意識しないと非常にパワーが落ちやすい区間となる。
ここはタイムを稼ぐ場所なので、平坦に入る直前にクランク2回転だけでいいのでしっかりパワーをかけ、平坦区間に入ったら即ギアを2枚以上あげて一定パワーを維持する事によって大幅なタイム短縮を見込める。
(マリオカートロケットスタートと普通のスタート位違う)


———[富士ヒルシルバーまでもう少し⁉︎健脚ヒルクライマーライン]———


【目標タイム28分切り】
想定pwr:4.0〜4.1w/kg (28分あたり)
推奨ギア:コンパクトクランクx28t or 30t

CP 距離 目印 看板 Lap 経過
CP1 2.7km 湧水 3.6km 12:30 -
CP2 5.4km 勝負平橋 1.0km 11:30 24:00
CP3 6.3km ゴール - 3:40 27:40

走り方は30分切りと大体同じ。
28tでも対応可能になってくる。
斜度に合わせて常に自分の最適なケイデンスを選択。
斜度が高い所はダンシングで切り抜ける選択肢もあり。
ヘアピンカーブはベタinを選択して、少しでも走行距離を減らし積極的にタイム短縮を図りたい。
湧水後の3段坂(基本攻略参照)はタイム短縮の為インターバルをかけたいが、三段坂が終わった後にタレないように強度を上手く調整したい。

軽量化の為に、登る前に200ml程度水分を補給してボトルは空で登っても大丈夫。
真夏日を除く
※保険にある程度残すのも勿論○


——[ハルヒル50分切り達成ライン]———


【目標タイム27分切り】
想定pwr:4.2〜4.3w/kg (27分あたり)
推奨ギア:コンパクトクランクx28t or 30t

CP 距離 目印 看板 Lap 経過
CP1 2.7km 湧水 3.6km 12:10 -
CP2 5.4km 勝負平橋 1.0km 11:05 23:15
CP3 6.3km ゴール - 3:35 26:50


——[富士ヒルシルバー境界ライン]———


【目標タイム26分切り】
想定pwr:4.3〜4.4(26分あたり)
推奨装備:コンパクトクランクx28t or 30t
平均ケイデンス:82〜88rpm

CP 距離 目印 看板 Lap 経過
CP1 2.7km 湧水 3.6km 11:45 -
CP2 5.4km 勝負平橋 1.0km 10:30 21:45
CP3 6.3km ゴール - 3:30 25:45

斜度に合わせて常に自分の得意なケイデンスを選択し続け、必要な箇所以外では脚を削らないようにしたい。

ヘアピンカーブはベタinを選択して、インターバル(一時的な出力UP)は許容する。
インターバル後は一度休む選択肢はなく、平均パワーを維持し続ける。
湧水後の3段坂(基本攻略参照)もタイム短縮の為インターバルをかける、終わった後にタレてはいけない。
(クリスクロストレーニング等が有効)

装備の重量面も意識する
自転車、ウェア、靴等できる範囲で軽量化していきたい。
登っている最中に給水すると息が乱れるのでボトルの中身は空でも大丈夫。
真夏日を除く
※保険にある程度残すのも勿論○
※登った後のやっちん茶屋で補充する。
いない時期は寒いので登った後も補充不要
ツールケースも重量があるため、持たなくてもよい環境を作れるなら持たない。


——-[富士ヒルシルバー達成ライン]———


【目標タイム25分切り】
想定pwr:4.5〜4.6(25分あたり)
推奨装備:コンパクトクランクx28t or 30t

CP 距離 目印 看板 Lap 経過
CP1 2.7km 湧水 3.6km 11:20 -
CP2 5.4km 勝負平橋 1.0km 10:10 21:30
CP3 6.3km ゴール - 3:20 24:50

以降技術面で追加情報は特になし
ここからはモアパワーしかない!


—-[ヒルクライムレース上位5%ライン]——


【目標タイム24分切り】
想定pwr:4.7〜4.9(24分あたり)
推奨装備:好みによる

CP 距離 目印 看板 Lap 経過
CP1 2.7km 湧水 3.6km 10:40 -
CP2 5.4km 勝負平橋 1.0km 9:40 20:20
CP3 6.3km ゴール - 3:10 23:30

モアパワー!!!


—-[富士ヒルゴールド境界ライン]—-


【目標タイム23分切り】
想定pwr:5.0〜5.1(23分あたり)
推奨装備:好みによる

CP 距離 目印 看板 Lap 経過
CP1 2.7km 湧水 3.6km 10:20 -
CP2 5.4km 勝負平橋 1.0km 9:20 19:40
CP3 6.3km ゴール - 2:50 22:30

私に出来るアドバイスなんてない!

【目標タイム22分切り】
想定pwr:5.2〜5.3(22分あたり)
推奨装備:好みによる

CP 距離 目印 看板 Lap 経過
CP1 2.7km 湧水 3.6km 10:00 -
CP2 5.4km 勝負平橋 1.0km 9:00 19:00
CP3 6.3km ゴール - 2:45 21:45


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